2年に1回の診療報酬改定が4月1日からあり、その準備(レセコンの設定等)に追われています。また障害者自立支援法も施行されます。今回の改定は従来にないほど医科・歯科などの医療機関や検査会社にとって厳しいものです。以前「診療報酬3.16%下げ」という数字をこのブログで出しましたが、実際には殆どの科でもっと厳しいものであろうと思います。小泉構造改革の「痛み」とやらが身にしみることになるのでしょうか?
まあ私は私のペースで仕事をしようと思っています。
今年も休みはしっかりとる予定です。
自立支援法では驚愕のことを沖縄で開業している先生から聞きました。真偽は確かではありませんが・・・沖縄県は(県全体が)現行の制度(32条)でも国民健康保険も社会保険も自己負担がゼロだそうです。かつ4月から自立支援法に移行しても自己負担ゼロだそうです。これが本当なら沖縄の患者さん達は優遇されていますね。でも基地問題とかあるから大変な場所ですけどね・・・
奇跡の準決勝進出そして宿敵韓国を準決勝で6-0で快勝。今日のWBC決勝戦、日本VSキューバは1球も見逃さない体勢で観戦してました&優勝!!嬉しい!!MVPは松坂投手でしたが、もちろんイチロー選手がチームを引っ張っていたのは明らかです。予告したとうりAsia Champion=世界一を証明してくれました。
僕は個人的には多村選手に注目してました。準決勝の韓国戦、福留選手のホームランはみごとでしたが、6点目の多村のホームランは本当にビックリ。多少およいで打った(少なくとも僕にはそう見えました)打球をあそこまで飛ばせる選手が日本人にいたのかと思い、多村の潜在能力の強さに度肝を抜きました。ちなみに皆さん、今日の試合でも最初の打点は多村なんですよ(死球だけど)。そのあとも打点をあげてます。2点目の打点は日ハムの小笠原選手の押し出し四球です(このあと小笠原は犠牲フライも打ってます)。「三振かホームランか」の多村ですが昨年は3割の打率も残しています。
話が多少それましたが、今日のベストプレーは走塁です。
色々といい走塁がありましたが、特に9回の表にイチローのヒットで7点目(実はこれが決勝点、10-6での勝利だから)を川崎選手がキューバの捕手にブロックされながらも右手をホームベースにタッチしたプレーには感動です。下手したら手の骨をへし折られるかもしれない危険なプレーでした。守備で(川崎にしては珍しく)エラーもしてピンチも招きましたが、スーパープレーをする選手ですね。
何はともあれ王監督&Team Japan万歳!!
昨日は日本が韓国に野球(WBC)で負けたのでヤケ酒ぎみに飲んでしまいました。
朝から二日酔い・・・気分も晴れない・・・
ところが昼に当院心理士が「アメリカがメキシコに負けましたよ。日本(ともちろん韓国)が準決勝進出です。」というビッグニュースを教えてくれました。慌ててネットで確認してニッコリ。アメリカは「WBCでアジアに敵はいない」などとほざいていたそうですが、いい気味です。19日(日本時間)の日曜正午からの戦いはWBCでの日韓戦3回目の戦いになります。1次リーグ(アジアラウンド)でも、2次リーグでも1点差で負けましたが3度目は勝ってもらいたい。2戦ともテレビで観ましたが、実力は拮抗していると思います。
なんとか日本に勝ってもらいたいですが、万が一のとき(縁起でもないが・・・)でも野球はAsia Champion=世界一であることを証明してもらいたいですね。
頼むよ王監督!
ああサンディエゴに行って応援したい!
僕は日経新聞を購読しています。
今日の「交遊抄」というコーナーに札幌の人材派遣会社「キャリアバンク」の佐藤社長が「カンフル剤」というタイトルで文章を載せていました。文章自体は何の問題もないのですが、ふと(医者のくせに)「カンフル剤」って何だったろう?と疑問が湧いてきました。調べてみたところ・・・
俗に「ダメになりかけた物事を回復させるための非常手段」に喩えられるとおり、 かつては心臓の動きが弱くなった人への“蘇生(そせい) 薬”として頻繁に使用されてきたようです。
カンフルとは防虫剤にも使われる樟脳(しょうのう)のことで、古くから医薬品として使われ特に心臓の働きを活発にして、血圧を上昇させる目的で注射されていたものが、いわゆる「カンフル剤」だそうです。現在では他の強心剤にとって代わられ、医療現場では強心剤としてはまず使われませんが、湿布や痒み止めなどの外用薬に含まれています。
勉強になりましたね。
明日のWBC(野球)の日本VS韓国戦はカンフル剤使ってでも(もちろん比喩的な意味です)何でもいいから日本が勝ってもらいたいですね。アメリカの審判の「疑惑の判定(というか明らかに誤審)」を吹っ飛ばして準決勝へとコマを進めてもらいたい!
釧路赤十字病院の院長である吉野實先生の退職祝いの会が釧路で11日の土曜日にあって行ってきました。久しぶりの釧路です。私は医者になって2年目(平成4年)の時から5年目(平成7年)までと、平成13年4月から平成14年6月まで釧路赤十字病院で働かせていただきました。2年目の当時から吉野先生の外来は患者さんが多くてビックリするくらいでした。患者さんに対する基本的な対処姿勢を学ばせていただいたように感じています。また総合病院の院長に精神科医がなるということは道内では私は知らないくらいの快挙でした(そのぐらい大体の総合病院では内科と外科など大きな科の医者が院長になることが普通なのです)。これはひとえに吉野先生の御人徳と思いました。しかしその分御苦労も多かったのではと思っています。4月からは札幌の某病院で働くということですので、近くに恩師が来られて幸いなことです。時々「吉野先生を囲む会」を札幌で開催したいと思っています。38年間の釧路赤十字病院ご勤務、本当にお疲れ様でした。
僕はダカーポという雑誌を定期購読し待合室にも置いています。愛読者の1人なのですが・・・
その最新号で「フィンランド症候群」という記事がありました。
以下は記事全文です。
フィンランド保健局が、40歳~45歳の管理職1200人をを15年間追跡調査したデータ。600人には たばこ、アルコール、砂糖の摂取抑制してもらい残り600人には何も制約を与えなかった。結果、心臓血管系の病気、高血圧症、死亡、自殺いずれも制約を与えたグループのほうが数字が高かった。当局の分析だと「治療上の過保護は健康を守ることにならず逆に”依存””免疫不全”などをもたらしてしまう」らしい。巷に氾濫する健康情報はムダ!?
「長生きしたかったら健康管理より好きなことをやること」という副題もついていました。
この記事を見て僕はビックリ。僕はちょうど40歳。たばこも吸うし、酒も飲む。砂糖はあまり摂らないけれど・・・。健康管理より好きなことやってる派のひとり。
しかし医学の常識からかけはなれた結果(でも少し嬉しかった自分)。どういうことだろう?と思ってインターネットで調べたところ、このようなHPがありました。
「やっばりガセネタ(by小泉首相)か・・・」と思い、医者にもかかわらず、ぬか喜びした自分の不明を恥じる本日でした。でも活字になると信憑性が出てきて怖いですね。
またまたスポーツネタになりますが、私が2004年7月20日のブログで書いたことが現実になります。WBC(ワールドベースボールクラシック)です。プロ野球版のワールドカップですね。北米のメジャーリーグ(MLB)主体で4年(3年?)に1回の開催になるそうで、この3月に記念すべき第1回大会がはじまります。日本チームはまず3日からのアジアラウンドに勝つことが大事ですが、当然優勝も狙えるチームと思います。ちょっと残念なのはメジャーリーグで活躍する日本人で、今回のチームに参加しているのがイチロー選手と大塚投手だけなことです。日ハムからは小笠原選手が参加します。頑張ってもらいたいですね。応援してますよ。
ついでにこのブログも今回で100回を数えました。我ながらよく続いていると感心しています。
これからも続けるつもりですので宜しくお願いいたします。