2009年01月30日

丸井の民事再生法申請

世の中不況です・・・
さて、北海道最大手の老舗百貨店、丸井今井が29日、民事再生法の適用を札幌地裁に申請し、同日受理されたそうです。負債総額は502億円。デパートは厳しい時代ですね。丸井と三越は子供のころから札幌にありましたが、三越は「三越」と呼ぶのに丸井は「丸井さん」と呼んでいました(うちの家族だけ?)。それだけ道民に愛着があったデパートですが、不況の波に勝てなかったんでしょうかね・・・三越伊勢丹ホールディングスが支援企業となる方向と報道されていますが・・・どうなることやら。丸井さん、頑張れ!
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Posted by hiroki at 09:10 | 編集

2009年01月21日

大統領とは比較になりませんが

アメリカの新大統領の就任式が終わり、無事オバマ大統領誕生です。オバマ氏が大統領になったことが良いことなのかは彼のこれからの手腕にかかっていると思いますが、期待したいです。
さて、昨日 医師会の会議があり私が札幌市医師会の代議員に4月からなることが内定してしまいました。年2回(3月、9月)の定時代議員会という1回代理出席した4時間くらいの会議に出席しなければなりません。Y支部長からの御指名なので御断りすることもできず・・・でも4時間の会議って・・・苦痛ですよね。代議員とは医師会の支部会員の代表の一人となったということですから責任は重いです。オバマ氏ほどではありませんがね・・・
まあ引き受けたからには やるしかありません。
positive thinkingでいこうと思います。
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Posted by hiroki at 16:35 | 編集

2009年01月20日

レセプトオンラインは違憲?

診療報酬明細書(レセプト)のオンライン請求を義務化するのは「営業の自由の侵害で違憲だ」として、神奈川県を中心とした医師と歯科医ら約1000 人が、国に対しオンライン請求の義務がないことの確認と一人当たり100万円の慰謝料を求め、横浜地裁に提訴することが15日、分かった。原告側の弁護士が明らかにした。
弁護士によると、提訴は21日で、オンライン請求義務化の適否を争う訴訟は全国で初めてという。
全国保険医団体連合会によると、厚生労働省は2006年に省令を改正。現在は経過措置で一部の医療機関を除いてレセプトの郵送など4種類の方法が認められているが、11年度からオンライン請求が原則義務化される。
弁護団の弁護士は「オンライン請求には高額の設備投資が必要で、対応できない医療機関は廃業するしかない。国会の立法によらない省令で一律に義務化するのは、憲法の保障する営業の自由の侵害だ」と訴えている。
埼玉県医師会は、医療機関の設備投資に最高で300万円以上かかるとの試算を公表。同連合会のアンケートでは、医師の約12%、歯科医の約7%が「義務化すれば廃業する」などと回答している。

という報道がありました。当院でもオンライン化の準備をしていますし、現在はFDで提出しています。しかし「義務化」というのには違和感がありました。しかもこれ(オンライン義務化)は法律ではなく「省令」で決められたものです(今騒がれている「天下り」&「渡り」容認政令の政令以下厚労省の役人が決めたという意味)。医師不足が騒がれている昨今、上記のような人数の医師が廃業したら・・・矛盾してますよね。何故、日本医師会は真っ向から反対しないのかも不明です。またデジタルデータが必要というなら「現行のFD提出のままで何が悪いのか」も理解できません。このあたりは医師会も上層部はITについていけない年代なのが関係しているかと思います。また厚労省とIT業界の癒着が疑われます。天下り先にもしたいんでしょうかね?

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↑文字&グラフが小さくて申し訳ありませんが、このグラフでは8.6%の開業医がレセプトオンライン義務化されると廃院を考えているそうです。

Posted by hiroki at 15:45 | 編集

2009年01月14日

家電の寿命?

最近元旦のテレビの他にも 冷蔵庫の製氷機が壊れて氷がつくれなくなったり、衣類乾燥機が(92年製なので寿命ですが)壊れてしまったりしています。衣類乾燥機は斜めドラムの洗濯機&乾燥機が本格的に出た2005年頃からは新製品発売はないようです。近所の電気屋に問い合わせても「部品がない」との答え。衣類乾燥機は買い替えなければなりませんので注文しました。他にも電子レンジや炊飯器や例の冷蔵庫、ブルーレイレコーダーなど欲しいor買い替えたい家電はたくさんあります。今年は出費が多そうですね。
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Posted by hiroki at 11:49 | 編集

2009年01月08日

阪田の「馬」

村田英雄の「王将」という歌がある。吹けば飛ぶような 将棋の駒に・・・♪ から始まる歌である。
勝 新太郎が主演した「王将」という映画もある。
どちらも故 阪田三吉という将棋指しをモデルにしている。阪田は将棋はめっぽう強く、死後ではあるが昭和30年日本将棋連盟から名人・王将の称号を与えられた。
これだけの天才であったが、阪田は字がほとんど書けないし読めなかったそうである。
漢字で書けたのは「三」、「吉」、「馬」の3字だけという。
孫弟子で有名なのは内藤國雄である。
阪田の曾孫弟子に谷川浩司 17世名人(資格者)がいる。
その阪田の書いた「馬」の扇子を今年から診察室に飾ってある。これは年末大掃除で家から発掘されたものである。
発掘できてとても嬉しい。
馬の字を阪田が好んだのは、阪田は角が好きで角が成ったら馬になるからという。
僕も今年は角から馬になりたい(色々な意味で)と願うところです(でもそもそも今が角か?という問題はありますね)。

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Posted by hiroki at 10:16 | 編集

2009年01月04日

テレビ修理&明日から仕事

本日 元旦のブログに書きましたテレビの修理にメーカーの修理センターの方が来てくれました。1月4日の日曜というのにありがたいです。まずは分解掃除。そしてテスター、パソコンなどを使い原因を特定して部品交換となりました。なつかしいハンダゴテも使用していました。その手際の良さに職人気質を感じました。テレビも無事復活してくれまして、感謝
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さて、明日から「仕事始め」です。今年も頑張るぞー!
なーんて精神科医や心療内科医の仕事はあまり頑張りすぎてはいけませんね。患者様にもいえることですが「余裕」とか「ゆとり」が大切です。

Posted by hiroki at 13:35 | 編集

2009年01月03日

不眠症の治験

当院では、2005年より、多くの不眠症に関する治験を実施し、ご参加頂きました患者さんからも反響を頂きました。今年も、「不眠症」の治験を開始します。
この不眠症は、別名「Insomnia」とも言い、日本においては約5人に1人が、不眠の症状で悩んでいるとされています。又、この不眠症は、小児期や青年期には稀ですが、20歳~30歳代に始まり加齢とともに増加し、中年、老年と急激に増加している傾向にあります。
そして、この不眠症には、他に原因がないのに不眠症状が認められる「原発性不眠症」、うつ病や不安障害、強迫性障害などの「精神疾患に伴う不眠症」などに分けられます。
今回の治験は、この「原発性不眠症」又は「精神疾患に伴う不眠症」の何れかの疾患をお持ちの方々が対象となり、治験薬は、既にアメリカで「不眠症」の治療薬として承認されています。
この治験薬の特徴は、脳内の睡眠中枢(睡眠を支配している神経)に働きかけ、自然な睡眠を引き起こす作用があります。
又、海外における臨床試験結果でも効果は証明されており、布団に入ってから眠る(入眠)までの時間を短縮し、眠っている途中で目が覚める回数を減らす効果が報告され、日本人でも同じような効果が期待されています。
20歳以上85歳未満の方で、夜なかなか寝付けず、これが1週間に3日以上続き、熟睡感がない方
は、当院にて治験の参加を希望していただいてもかまいませんし、私からお話することもあるかもしれません。
治験参加の基準を満たしていれば、治験をすすめてみたいと考えています。
ご協力宜しくお願い致します。

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Posted by hiroki at 18:20 | 編集

うつ病の試験

悲しいことやつらいことがあると誰でも気持ちが落ち込みますが、多くの場合は時間が経つと元に戻ります。ところが、この落ち込んだ気分が長く続き、物事を決められなくなったり、実行できなくなったりすることで、日常生活に支障が出てくることがあります。これを「うつ病」といいます。
うつ病は、決して珍しい病気ではなく、誰でもかか罹る可能性のある病気です。厚生労働省の調査では、日本人の約15人に1人は一生に一度はうつ病に罹るとの報告があります。
うつ病では、気分が落ち込むといった症状の他に、肩こり、眠れない、食欲低下などの身体症状を伴うことも少なくありません。特に近年は、軽症のうつ病や、身体症状が目立つうつ病が増えているようです。
現在、うつ病の治療薬には、「三環系抗うつ薬」、「四環系抗うつ薬」、「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)」、「SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)」など、さまざまな種類があります。
今回は、「SNRI」という種類の薬の「製造販売後臨床試験」を行います。製造販売後臨床試験というのは、既に厚生労働省の承認を受け、市販された薬で行う臨床試験のことです。
今回の試験では、患者さんに11~12週間薬を飲んでいただき、SNRIと対照となる薬とを比べ、どのような症状により効果があるかなどを調べることを目的としています。また、SNRIは一般的な服薬量よりも薬の量を増やせば効果が上がるという研究結果が報告されていることから、服薬量を増やしたときの効果も一緒に調べます。
この試験で使用される薬は、SNRIも、対照薬も、現在日本で広く使用されている抗うつ薬です。
試験のエントリーは希望していただいてもかまいませんし、わたしからお話することもあるかもしれません。エントリーの基準を満たしていれば、治験をすすめてみたいと考えています。ご協力宜しくお願い致します。
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Posted by hiroki at 18:16 | 編集

2009年01月01日

初物

あけましておめでとうございます!
さて、昨年末は恒例の旅行には行かず、有言実行大掃除しました。
また自宅のプリンタが絶不調だったので、いつもの後輩に年末に来てもらい直してもらいました(彼は天才か?)。ところで8年ほど前の元旦に購入した居間のテレビ(僕は2011年まではアナログブラウン管&11年になって新製品購入と考えていました)が数日前から電源が入りにくくなり何度か主電源を押したりしたらようやく普通に映ったのですが、元旦の今朝にテレビを見ようとしたら やはり電源が入らない・・・何回も格闘しましたがダメ。修理を呼びたくても正月・・・まあ寝室にテレビはありますからいいですけどね。一応修理の予約はしておきました(ネットで)。
こういうのも初物なんでしょうかね?
まあ新春早々ちょっと良いこともあったのでテレビが映らなくてもあまりイラっとはしてません。今日は自宅やクリニックに届いた年賀状を整理したり、色々元旦早々仕事しています。
皆様は穏やかな お正月をお過ごしでしょうか?
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Posted by hiroki at 16:59 | 編集