札幌市で今まで大型ゴミで収集してくれていたパソコンがゴミとしては収集しないことが2月いっぱいで決まりました。
なんでもリサイクルの時代ですね。私は医者になってからパソコンを始めました。それまではワープロ専用機(書院というシリーズ)。1年目の時には医局の先生たちの殆どがMacを使っていたので先輩たちにならって最初の機種はMacのLCという機種でした。以来けっこう買い換えましたが初期のiMacを最後にMacからWindowsに乗り換えました。時代の流れには逆らえませんでした。今も心情的にはMacの方が好きです。MacのOSはフリーズし易いですが、そんなことは承知で使えば何ともありません。いつの時代のMacも「遊びごころ」があるところが好きなんです。
私のクリニックには もちろんカルテというものがあります。
私は電子カルテソフトを使用してますが、紙カルテも併用(というかメイン)です。カルテにはカルテフォルダーというクリアファイルのようなものをかぶせて使うところが多いと思います。私のクリニックでもそうしていますが、これがちゃんとしたものだと1つ130円~150円くらいするところが多いのです。1000部だと13万円~15万円です。
皮膚科を開業するK先生は前医を引き継いだときに8000部くらい購入したそうです。でもちょっと考えてみてください。100円ショップに行ってもクリアファイルは数枚買えます。それに毛がはえたくらいの製品が1つ100円以上するのは今の時代おかしいと思いませんか?そこで私は開業までカルテフォルダーを購入しませんでした。でもやっぱりフォルダーがないと不便なことが開院してすぐにわかりました。こんなときにはインターネットの時代は便利です。色々ネット検索かけて大阪の木村工作所(Kimura works Co,Ltd)で100円を大幅に切る単価で購入できました。サンプルを幾つか送ってもらい、気に入ったものを購入しました。品質も確かです。担当者との電話のやりとりでは大阪の町工場の音が受話器のむこうできこえます。工場直販だからできたこの価格!とテレビショッピングみたいな感じです。今日はお金の話&ちょっとセコい話でしたが、これからカルテフォルダーの購入を検討している同業者の皆様への私からのおすすめショップのご案内でした。
先週に引き続き、今週末もちょっと勉強してました。
土曜日にはリスパダールという非定型抗精神病薬の勉強会。今日ははツムラ主催の漢方の勉強会に参加しました。特に漢方の勉強会は「心身症領域の漢方薬の使い方」を3時間も学んでしまいました。タメになるお話が多かったように思います。医学部では一部の大学を除き、東洋医学の講義はありません。しかし、統計学的なEvidence(文献による証拠)を重視する西洋医学に対して、どちらかと言えば経験則を重要視する東洋医学が劣っているとは思いません。特に心療内科、精神科領域では東洋医学的な考え方はなじむように思ってます。それは症状をターゲットにするというよりも、「体質的なもの(証)」を重要視するからです。日本人は昔から西洋と東洋の融合(いいとこ取り)が得意な人々です。私のスタンスもこれで行きたいと思います。
1月9、10日に大分市(九州)であった日本心療内科学会に出席してきました。
9日の診療終了後に新千歳に行き、羽田近くのホテルに泊まり、翌朝の朝一の便で大分空港へ。大分空港と大分市は結構距離があります。陸路だと1時間ちょっとかかるそうで、ホーバークラフトという水陸両用の船に初めて乗りました。これだと25分で空港→大分市まで着きます。大分全日空ホテルで総合受付後に全般性不安障害(GAD)のランチョンセミナー(防衛医大 野村教授)に参加。いつもながらの軽妙なトークで、野村先生の話は勉強になりました。実は私は、GADについての雑誌の依頼原稿があり、何を書こうか迷ってましたが野村先生の講演を聞いて目鼻がついた思いです。原稿ができあがりましたら、このHPにも載せたいと思ってますのでお楽しみに(!?)
今日から平成16年の仕事始めです。
やっと午後8時までの診療が終わったところです。ところで、現在68巻まで出ている「ミナミの帝王」というマンガを開院以来、診療の合間に1巻から読み続けてやっと読破しました。今度は何を読もうかな?僕はマンガのみならず本を買うのが大好きです。もちろん心療内科や精神科、神経内科の本もクリニックだけでなく、自宅にも溢れています。とても全ては読めないのですが、買った瞬間に自分の知識になった気になります。そろそろAmazon.co.jp(インターネット本屋)から感謝状が届いてもいい頃では(?)と思っています。