2004年01月18日

西洋と東洋の融合

先週に引き続き、今週末もちょっと勉強してました。

土曜日にはリスパダールという非定型抗精神病薬の勉強会。今日ははツムラ主催の漢方の勉強会に参加しました。特に漢方の勉強会は「心身症領域の漢方薬の使い方」を3時間も学んでしまいました。タメになるお話が多かったように思います。医学部では一部の大学を除き、東洋医学の講義はありません。しかし、統計学的なEvidence(文献による証拠)を重視する西洋医学に対して、どちらかと言えば経験則を重要視する東洋医学が劣っているとは思いません。特に心療内科、精神科領域では東洋医学的な考え方はなじむように思ってます。それは症状をターゲットにするというよりも、「体質的なもの(証)」を重要視するからです。日本人は昔から西洋と東洋の融合(いいとこ取り)が得意な人々です。私のスタンスもこれで行きたいと思います。

Posted by hiroki at 2004年01月18日 00:00 | 編集