昨日はontonaに「むずむず脚症候群（RLS)」の記事を書いた影響で、むずむず脚を主訴とする新患の予約がドッと入りました。「やはり潜在的にはたくさん困っている患者さんがいるんだなー」という印象です。ontonaは札幌圏の北海道新聞夕刊と一緒に入っているので、最近は夕刊をとらない世帯も増えたと伺っているので（僕も朝刊のみです）こんなに反響があるとは思いませんでした。また基本的に女性のためのフリーペーパーなのですが、RLSは女性に多い病気ですのでそれが良かったのかもしれません。でも同じontonaの3月5日発行にも知人で尊敬しているK先生がRLSの記事を書いたので（僕は発行されるまで知りませんでした）、「2番煎じだなぁ」と思ってちょっと苦笑しています。
診療報酬改定の時期（4月1日～）になりました。当院は電子カルテですが、紙カルテも併用です。したがって4月から当院で必要になるゴム印を昨晩心理士とともにテプラやファイルなどで有名なKING JIMの「たいこバン」で作成しました。たいこバンは知らない人も多いかもしれませんが、テプラのテープを作成する感覚（ワープロ感覚）で簡単にゴム印を作る機械です。機械もテプラそっくりです。しかしあまり売れていないのかKING JIMでは現在製造中止しています。僕は開院前からヤフーオークション（ヤフオク）でわりと安価に落札しまして、以来重宝しております。でも・・・本体が製造中止ということは、スタンプもいずれ日本に在庫がなくなるのでは？とちょっと心配しています。でもやっぱりヤフオクなど見てみるとスタンプは（今なら本体も）しばらくあると信じています。
昨日も札幌ドームに行ってきました。相手はロッテの若き左腕エース成瀬投手。藤井投手頑張って・・・6回裏に田中（賢）のホームランが出て2対2の同点。こうなったら武田（久）投手とマイケル投手の登場と思ってたら、元ヤクルトのリレーとなり（藤井→坂元）坂元投手が出てきて1点ロッテにもぎとられて、そのあとは頑張ったけど3対2で負けてしまいました。武田（久）投手が調子が悪いのか？と思ってたら今日の試合はテレビ観戦してたら渡辺（俊）投手に翻弄され4対1で負けている場面で登場し2回をきっちり抑えました。武田（久）投手以上の中継ぎエースがいない日ハムなのにおかしな采配です。坂元投手が悪い投手とは思いませんが、昨年までの勝利のパターンを知っているファンとしては納得がいきません。もちろん昨日の試合 武田（久）投手とマイケル投手でも負けたかもしれません。でも武田（久）とマイケルで負けたのならファンは「ベストは尽くした。しょうがない」と諦めるのです。
オープン戦ではないのですから・・・勝負事には辛くいきたいものですね・・・梨田監督。
スポーツネタが続きますが、これをコメントしないとね。
フィギュアスケートの世界選手権がスウェーデンであり、浅田真央選手がフリーの演技でトリプルアクセルを跳ぼうとしてまさかの転倒しながらその後の演技やジャンプを決めて僅差で優勝（総得点185.56）し、新世界女王となりました。嬉しいですね。来年の世界選手権やカナダでの2010年冬季オリンピックでは、いつも真央選手が言っているように「トリプルアクセルきめてぇ、パーフェクトな演技でぇ、200点以上でぇ 優勝したい」そうなので有言実行で頑張ってください。
まずは おめでとうございます！
今日パ・リーグの開幕戦を札幌ドームに観に行きました。
相手は千葉ロッテ。ダルビッシュ好投、相手エース小林（宏）も好投。投手戦と言えますが・・・実は日ハムの貧打戦？の末1対0でダルビッシュの完封勝利。
ちょっとホッとしています。
（土）（日）にも試合がありますが、少し余裕。でも日ハム打線が年々貧相になっていっているようで、ストレスフルな試合が続きそうな予感がします。
でもV3に向けて頑張れファイターズ！
さて新年のブログに書いた後期高齢者医療制度についてですが・・・
医師会の医政勉強会などにも参加しましたが、まだ（この時期でも）輪郭しかわかっていないようですが・・・
4月からこの制度がとにかく始まってしまいます。そうすると後期高齢者（75歳以上）は現在加入している国保や健保を脱退させられ、後期高齢者だけの独自の保険に組み入れられます。
現行制度との大きな違いは、家族に扶養されている人を含めすべての後期高齢者が保険料の負担を求められ、大多数が「年金天引き」で保険料を徴収されるようになることです。保険料額は、今後、条例で都道府県ごとに決まる予定ですが、月6000円になると政府は試算しています（しかし北海道の試算では月7600円強）。介護保険料（全国平均4090円、札幌市は4200円強）とあわせると、多くの高齢者が、毎月1万円以上を年金から「天引き」されるのです。日本という国は年金を国が泥棒しておきながら誰も責任をとらないし、国に貢献してきたお年寄からも搾取する国ということがわかりました。この国で長生きしてもロクなことないですね。
さて、今までは75歳以上の高齢者は、障害者や被爆者などと同じく、“保険料を滞納しても、保険証を取り上げてはならない”とされてきましたが、今回の制度改悪により、滞納者は保険証を取り上げられ、短期保険証や資格証明書を発行されることになりました。また、保険料は2年ごとに改定されますが、後期高齢者の数が増えるのに応じて、自動的に保険料が引きあがるでしょう。
また錯綜していた後期高齢者のかかりつけ医の名称は「高齢者担当医」と決まりました。後期高齢者の治療の年間計画を月6000円の包括払いで立てる役割が与えられるそうです。75歳以上の人の治療の年間計画って何？意味があるの？と思ってしまいますね。また6000円でできることはたかが知れていますし、包括払いなので検査などをすればするほど診療所や病院が赤字です。
基本的に高齢者担当医からの紹介で他の医療機関に受診となります（フリーアクセスの制限）。高齢者担当医になりたい医師は研修会を受講することとなっていますが現時点でも案内が来ません。どうなっているんでしょうかね。
後期高齢者医療制度になっても、医療費の窓口負担は、「原則1割」「現役並み所得者3割」で変わりません。ただし、政府は、後期高齢者とそれ以下の世代で、病院・診療所に払われる診療報酬（医療の値段）を別建てにし、格差をつけようとしています。すなわち後期高齢者には安い診療報酬ですませようとしているのです。
これが導入されると、後期高齢者に手厚い医療をする病院・診療所ほど経営が悪化するようになり、高齢者は、“劣悪医療”や“病院追い出し”をせまられることになります。このように、「後期高齢者医療制度」は75歳以上の高齢者を他の医療保険から切り離すことで、「保険料値上げ」や「医療内容の劣悪化」となる制度です。
私たち医療者もそうですが、75歳以上の方や75歳以上を支える御家族には怒りをもっていただき政府のやり方に猛省を促し、この制度を廃止の方向にもっていってもらいたいものです。
マスコミの皆さんももっと批判して欲しいものです。
そうしないと世論は形成されません。
追伸：3月27日の医師会の会では「フリーアクセスは制限されない」と役人は強調していたそうです。本当かな？
昨日はボクシングWBCのフライ級 世界タイトルマッチがあり、最強の挑戦者であるタイの前世界チャンピオン ポンサクレック・ウォンジョンカム選手を内藤大助選手（現チャンピオン）が引き分けで辛くも防衛しました。ポンサクレックとは4度目の対戦、これで実は内藤選手からみたら1勝2敗（KO負けも含む）1分けです。内容的にも正統派のポンサクレックと変則型の内藤で面白い試合でした。2人とも30歳を越えています（内藤は33歳、ポンサクレック30歳）。したがって実現しないかもしれませんが5度目の戦い（最後の決戦）があることを期待します。
30歳越えと言えば今日の名古屋国際マラソンで高橋尚子選手（35歳）は惨敗してしまい、北京オリンピック代表にはなれないでしょう。ちょっと応援してたんですけどね。21歳の中村友梨香選手が見事優勝しました。世代交代ですね。
30歳代のアスリートの明暗が分かれた週末でした。
↓第2戦のポスター、この試合は内藤の負傷負けでした。
