今年の6月末までに、今まで病院や有床診療所だけに義務付けられていた医療安全管理の指針の策定やその後の研修などを当院のような無床診療所もやらなければいけなくなりました（第5次医療法改正）。その勉強会に（札幌市医師会館）木曜日に参加してきましたが、大盛況でした。「医療における安全」は重要なテーマです。でも形だけのマニュアルや研修ではあまり意味がありませんので、「どうしようかなー」と今思案中です。
去年の4月のブログでは、原発性不眠症（単純な不眠症）の途中覚醒の治験について掲載しましたが、今回は精神疾患（うつ病、躁うつ病、統合失調症）に伴う不眠症、なかでも「途中覚醒」の治験を現在当院で実施しています。
今回の治験も、前回のブログ同様「途中覚醒」タイプにも効果が期待できる不眠症の治療薬です。この薬は既に日本をはじめ、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツなど世界85カ国以上で発売されている「入眠障害」の治療薬（ゾルピデム）を改良し、薬の効き目を長くしたもので「途中覚醒」にも有効性を期待したものです。
4週間以上の不眠（特に途中覚醒）でお悩みの方（20歳～64歳）で精神疾患（うつ病、躁うつ病、統合失調症）に伴う不眠症のかたでエントリー基準をみたしていれば私から治験へのエントリーについてお話させていただくかもしれません。また自ら御希望されてもかまいません。御協力宜しくお願いします。
最近の日ハムには弱すぎて応援する気力もなくなりつつある今日この頃です。
でも阪神が弱かったときは毎年最下位候補だったのに大阪などのファンは見捨てなかったように思いますので「本当のファンは弱い年でも応援しなきゃ」と思います。
それはそうとMLBでの松坂VSイチローはしびれますね。ボストンでのMLB初対決。最初の打席でイチローが強い打球だったけど、松坂の守備がうまくピッチャーゴロとしたのが松坂に余裕を持たせたと思います。MLBの他の日本人選手も活躍してますね。ちょっと気がはやいですけど、日本シリーズの覇者がMLB日本人選抜と戦う企画は面白いし盛り上がると思います。
あとはまともに日本シリースの覇者とワールドシリース（僕は個人的には北米シリーズと呼んでいます）の覇者がガチンコ勝負するのは近い将来実現してほしいですね。サッカーで言えばTOYOTAカップに近い野球の「クラブ（球団）世界一」を決める戦いになるでしょう。
などなど他にも色々言いたいことはありますが、この辺で今日のグチ（？）はやめておきましょう。
今日は久々に2本立てです。
3月15日のブログに書いたように東京の小児科医の自殺が過労→うつ病との因果関係を認め行政訴訟で労災認定され、3月27日に国は控訴を断念したため原告（遺族）の勝訴が確定しました。しかし、3月29日に勤務していた病院を相手にした民事訴訟では裁判官は「仕事は特に過密だったとはいえず、うつ病を発症させる危険性があったとも認められない」と原告の訴えをしりぞけました。同じ司法（東京地裁）で180度違う判決です。「なんじゃこりゃ！」と思います。多分、原告は控訴し高裁もしくは最高裁では民事でも「安全配慮義務違反」（過労裁判の民事で最近の動向では殆どこれで会社側の全敗）で勤務していた病院側が負けると僕は思いますが・・・注目ですね。
なんせ今後の医師の勤務体制に大きく関わることなので。
先週は金曜の晩はスーパースターシートで札幌ドーム開幕戦（日本ハムVS西武）を観て、土曜は診療後に札幌市精神科救急情報センターについての意見交換会（激論会？）、そして日曜に再度ドームで西武戦を観戦しました（結構充実した週末）。この3連戦1勝1敗1引き分けでしたが、僕が観に行った試合は負けませんでした。でも・・・昨シーズンと比べると何か寂しい・・・やはりSHINJOと小笠原が抜けた穴は大きいです。SHINJOは引退したのでしょうがないとして、3番に小笠原の姿がなく一度解雇された坪井選手がいたのが寂しかったのかもしれません。坪井は開幕から頑張って活躍してはいますが、やはり小笠原の存在感には勝てません。稲葉、森本、田中（賢）などいい選手がいますが、内外野とも1人づつくらい走攻守そろった新しいスター選手が日ハムにも他チームからでも欲しいですね（もちろんファームから上がってきても歓迎です）。
オーナーさん、ヒルマンさんお願いしますよ。
ヒルマン監督へ：田中 幸雄選手を2000本安打（あと16本）までスタメン（ファースト）で使ってください！