母親が古希(70歳)になり、先日お祝いしました。
唐の詩人である杜甫が「人生七十古来稀なり」
と詠んだことから「古希」というらしいですね。
つまり昔は70歳になる人は「稀な人」だったようです。
しかし日本人女性の平均寿命は世界一で、
なんと85歳を越えています。
もう日本では「稀な人」とは言えませんが、
母親には長生きしてもらいたいものです。
不眠症は、5人に1人いると言われています。
たくさんの方々が不眠でお悩みのことと思います。
数年前に発売された市販の睡眠薬の売り上げが
非常に多いというニュースもありました。
「メラトニン」という名前を聞いたことがありますか?
睡眠に関係している人間の体内にあるホルモンです。
アメリカなどではサプリメントとして販売しています。
今回の治験薬はこのメラトニンと同じように
生活リズムを調整することによって催眠作用を促すことから、
いままでの日本の治療薬とは作用の仕方が全く違います。
自然に近い睡眠で、依存性がない睡眠薬として期待されています。
慢性の不眠にお悩みの方々は、是非治験にエントリーして頂ければ幸いです。
A Happy New Year!!
先日の年越しは、とあるカジノでルーレット
しながらカウントダウンをきいてました。
年明けとともにクラッカーと紙ふぶき、
多くのおみくじ入りの風船がカジノを舞いました。
そして乾杯!
もちろん合法的な場所ですよ。
実はオーストラリアのケアンズです。
ルーレットの前には僕の好きなブラックジャック
をしてました。隣に20代のオーストラリア人の男の子が
座ってきました。英語で「儲かっているか?」などと
人なつこく色々と話し掛けてきます。
8歳の頃に空手を習っていたそうで、
日本語も「アリガトゴザイマス」くらいは話せました。
彼が隣に座るまでは僕は負けていたのですが、
それ以後盛り返して、ちょっと勝たせていただきました。
ブラックジャックというゲームは御存知の方も多いと
思いますが、細かいルールは色々ありますが、
親(ディーラー)が数字を足して22以上になると
親の負けでディーラーは「Too many(数字が大きすぎる)」
とぼそりと言います。ちなみにラスベガスなどでは”Bust”
と言いますので、オーストラリアのカジノ用語ですね。
子である僕らはこの時同じように「Too many!!」と大声で
喜びました。カジノで大声だすのは楽しいですよ。
彼も同じくらい勝ったあと0時前に
「danceしてくる。じゃあね。(英語)」と
いなくなったので、僕もブラックジャックはやめて
ルーレットをしに行きました。
彼が僕にとっての2004年末のラッキーボーイ
だったのかもしれませんね。
2時間仮眠のあと、気球に乗って
南半球の「初日の出」も見ました。
日本人ですから「かしわで」をうって、拝んできました。
「世界の中心?」(エアーズロック=ウルル)にも行きました。
ウルルは圧倒的な存在感が”ありあり”で、
アナング(原住民)が崇める「聖なるもの=神の山」を
感じるとともに「人間って小さな存在だなぁ」と
しみじみと想いました。
追伸:私は国内にある違法なカジノバーに行った事は
ありません。カジノは海外に行った時に数回行った
経験があるだけです。大人の遊びと心得ています。
最近ギャンブル依存症の患者様も少しづつ多くなり、
札幌にもギャンブル依存の自助グループである
GA(Gamblers Anonymous )ができています。
ギャンブル依存を診療する立場の私がカジノの話題は
いかがかと思いましたが、楽しかったので
載せちゃいました。しかし、御批判があるようでしたら
内容変更したいと思います。