2010年09月29日

医師不足?

「厚生労働省は29日、医師不足などを把握する調査で回答を得た全国8698の医療機関で、計2万4033人の医師が不足しているとする結果を発表した」とニュースがありました。最近は医師不足~新設医大(私大)を作ろうという動きがあります。まあ、政治的な動きが大きいのでしょうね。それよりも「医療は決して100%ではない」ということを司法に知ってもらいたい。最近、医療訴訟でとんでもない判決(医療者にとって理解不能)が立て続けに出ている。研修を終えた新卒医師が産科、小児科、救急や外科系を敬遠しているのは、モンスター患者(&家族)、訴訟リスクや一生懸命やっても感謝されない風潮が最も大きいことと考えている。この状態を放置したままで医学部を新設したり、定員を増やしても意味はない。私大を中心に国公立医学部も質の低下を招くことと考える。法務省(法曹界)や厚労省等には是非賢明で適切な判断から措置を期待したいが・・・今までの経緯では期待薄いですね。萎縮医療がこれ以上進むことは国民のためにならないことを是非御理解してもらいたい。
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Posted by hiroki at 2010年09月29日 18:13 | 編集