日本医師会の会長選挙が昨日行われ、民主党を支持している原中勝征氏（茨城県医師会長）が新しい日本医師会会長となりました。原中氏と現職の唐沢祥人氏（自民党支持）、京都府医師会長の森洋一氏の3氏の戦いでした。代議員の有効投票数356票のうち、原中氏131票、森氏118票、唐沢氏107票という激戦でした。この結果は民主党が政権を握っているうちは多少はいいかもしれません。しかし将来的には代議員ではなく医師会員全員による直接選挙になった方がいいと考えます。誤解されている方も多いと思いますが、医師会員は開業医だけではありません。むしろ勤務医の方が多いのです。厚労省（？）、特定の政治家（？）は開業医VS勤務医の図式を作ろうと考えているようですが、そんなことはせずに医師会員16万人以上が一致団結することが肝要と考えます。
