政府・与党は２月２７日、レセプト（診療報酬明細書）請求について、完全オンライン化する時期を平成２３年度から、さらに先送りする方針を固めた。先送り期間については、５年にする案が浮上している。衆院選を控え、日本医師会などの反対論に配慮した。来月にも閣議決定される規制改革推進３カ年計画の改訂版に反映させたい考えだ。
オンライン請求の義務化は、小泉政権が医療費抑制策の一環として策定した医療制度改革大綱で決定された経緯がある。それだけに義務化時期の先送り方針は医療費抑制路線からの転換といえ、与党内には改革後退との指摘もある。
・・・と報道されました。
私も「義務化」には反対（勝手にするのは自由）でしたので、延期されそうなことは良いことと思います。以前も話しましたがオンライン化は無駄なことです。FD提出（郵送）で十分だと思います。FD等提出でのデジタルデータ化では不十分で「オンライン化」されると医療費抑制になる理屈がわからないのですが、誰か知っている人教えてください。まあ国保連や支払基金の人を減らすことができそうなので人件費なんでしょうかね？しかし、一方で個々の医療機関が数百万（プラス オンラインなら毎月ライン代金）かかると試算されているのになんの「おてあて」もないのは問題ですよね。
