今日の日本経済新聞一面に、あのIT界の巨人マイクロソフトが日本の医療機関向け情報システムの標準化に乗りだしたと報じられました。この情報システムとは電子カルテ、会計、投薬指示、診療報酬明細書（レセプト）管理などのことで、どの医療機関でも不可欠なものです。今後の（2011年までに全ての医療機関で義務化される）レセプト電算化→オンライン請求を見越してのビッグな企業の参入だと思います。報道によると導入費が5割安くなるとのことです。当院は以前からダイナミクスという電子カルテ・レセプト統合ソフトを使用していますが、導入費も他社と比べて安いしメンテナンス（サポート）も安価です（これが実は重要）。ダイナミクスはレセプト電算化の試験も開始しています。マイクロソフトがどのような価格（メンテナンスも含めて）を提示してくるか楽しみですね。
