2006年04月18日

竹村健一講演会

今日の昼休みにタウンページが主催した竹村健一の講演会に行ってきました。
勉強になることが多かったです。前半は日本経済の話、後半は北海道が道州制になったら何をすべきかという話でした。
前半の話も面白かったのですが、後半の話は斬新なものでした。3つほどアイディアを言ってくれました。道州制になったら・・・
①日本円に対して「北海道円」という通貨を発行し、1米ドル=360北海道円にすると世界中からドルを持った人たちが集まってくる。人が集まることが大事。
②海外から日本に来るときは北海道上空を飛行機は飛んでくるのたから、経営が傾きかけたアメリカの航空会社等を北海道が買収すればいい。そうすれば新千歳が世界のハブ空港になる。
③北海道が日本の最東なことを利用して、北海道だけ他の日本のエリアより時間を1時間早めればいい(時差)。そうすることによって札幌の証券取引所が世界で1番早く市場があくこととなる。札証の株価が東証に影響、中国株価に影響、ひいてはアメリカの株価に影響を与えるようになれば、お金持ちのファンドマネージャー等が札幌を拠点にする。

どれも斬新で、ビックリでした。
北海道の人口規模で果たしてできるのか?の問いには「今、世界で一番勢いがある国はフィンランド、人口は490万。北海道でもできる。」とのことでした。

The economist.jpg

↑竹村先生おすすめ雑誌「英エコノミスト誌」

Posted by hiroki at 2006年04月18日 16:53 | 編集