2003年12月14日

政治家の皆さん、精神医療を理解して

この週末は忙しかったです。

一昨日診療後に市内のS病院当直をして昨日は同門会の忘年会。忘年会はそこそこに引き上げて、麻雀好きの連中と久しぶりに深夜3時まで闘牌。今日は北海道精神神経学会の座長を拝命されて「地域精神医療」のセッションの座長を務めさせていただきました。

精神医療~精神障害者をとりまく現状は厳しいです。昨日の同門会で重鎮のT先生がおっしゃっていたように臨床の現場が頑張るのはもちろんのこととして、政治家の皆さんが精神医療に理解を示してくれなければ大きな進展はないでしょう。でもここにも残念なことに政治家の不勉強や偏見があるように思えます。また、どうやら医療出身の委員や政治家の中でも精神科や心療内科の政治への発言力のある人は乏しいそうです。こんなことを言っていると「お前が政治家になれ」と言われそうですが、午前3時まで麻雀しているような人間には無理な話です。

また大学勤務時代に公務員の経験はありますが、公務員は不自由なことが多すぎて、私には合いません。私に今できるのは日々の患者さんに対する真摯な診療の提供だと思ってます。

Posted by hiroki at 2003年12月14日 00:00 | 編集